人生の主人公、自分。
家の前の木に住んでるネコ
Imfla!(雨が降ってる!)
ザンビアでは久しぶりの雨が降り気温も涼しくなり、もうすぐ恵みの雨季が来そうです。
毎日15時間続いている停電もようやく終わるかと安堵しているところです…!(ザンビアでは9割以上が水力発電のため、雨が降らないと電気がない)
さて、先月日本に帰って、そして改めてザンビアに戻って感じていること。
それは、いきいきと「自分の」人生を生きることの大切さです。
ザンビア人の生き方
何度か書いているように、ザンビアに来て、ザンビア人は「かわいそうな人」なんかじゃなく、「至って普通の人」なんだと分かった。
そしてなぜか、私が今まで多く見てきた日本人よりも、ずっと幸せそうだと感じていた。
今回日本に一時帰国をして、改めて感じた。
日本人と比べてザンビア人は、自分の感情、自分の意思にとても正直だ。
めんどくさい仕事はしない。変だと思ったらどんどん主張する。やりたいと思ったら2つでも3つでも色んな事業に手を出す。得になりそうなことがあったら目ざとく飛び付いて参加する。仕事中だろうがなんだろうが疲れたら疲れたと言い、堂々と休む。
そう、人生の主人公、自分。
「自分の」人生を、主体的に、いきいきと生きているのだ。
日本にも希望がある
一方で今回日本においても、
「自分の」人生を楽しんでいる人々と出会うことができた。
自分を信じてくれる会社の中で伸び伸びと忙しく働く人。
会社を辞めて自分なりの事業を始めた人。
人とのご縁を大切にしながら柔軟に形を変えてビジネスを興している人。
日本の将来のために身銭を切って次世代の若者へ発信している人。
自分の"will"に向かって主体的に頑張っている人は、みんな仕事を語るときに生き生きとしていて、目がキラキラ輝いていた。
ザンビアに来る前は、日本で暗い顔をして愚痴をこぼしながら働く人々の多さに切ない気持ちになっていたけれど、
こうした前向きな日本人と出逢えてものすごく希望をもった。
「自分の」人生を生きる
そして思った。
きっと幸せになるのに、国や環境なんて関係ない。
自分なりの生き方を、自分で選んで、生き生きと楽しむこと。
これこそが、世界中どこにいても、人が幸せな人生を送るために必要なことなんだと。
こんなことに気付いてからは、私自身、
学生の頃からずっと固執してきた「国際協力」の枠組みの中で考えることをやめた。
日本も、外国も関係なく、
自分のやりたいことはどこにあるのか?私が幸せにしたいのはどんな人か?
と、フラットに将来を考えるようになった。
ザンビア人にも、日本で出逢った素敵な人々にも負けないくらい、
私も「自分の」人生を楽しみたい。